インドネシアの洗濯物事情

 なかなか、ブログを続けるのは難しい…。なにかテーマをひねり出しつつ、「やめないこと」だけを目標にした意識の低さでやっていきます。

 さて、わたしはいま、インドネシアにおります。なぜインドネシアにいるのっていう話をすると長くなるので、とりあえず今は飲みこんでください。ただ、旅行ではなく、すくなくとも一か月以上の長めの滞在です。

 海外旅行によく行くひとにとってはおなじみの問題かもしれませんが、一週間以上にわたる海外滞在でけっこう悩ましいのが、洗濯をどうするか。予想していないトラブルやリスクの多い海外では、衣服をたくさん持っていって荷物が大きくなるのはできるだけ避けたいですよね。持っていく服は最小限、海外ではできるだけ身軽に、というのが私のセオリーですし、そういう方は少なくないのではないでしょうか。

 2週間くらいの滞在なら、下着だけホテルで手洗いして服は多少汚れても着てしまうというのも一つの手です。汗をかきづらい地域ならとくに。しかし私がいるのはインドネシア。気候区分はバチバチの熱帯です。8月はインドネシアの気候としては過ごしやすい季節(夏の東京よりずっと快適です)ですが、とはいえ暑い日はあります。洗濯は不可避。しかし、すべて手洗いするのは非常にめんどくさい。そこで出番なのが、「洗濯屋さん」です。

 インドネシアの住宅地には洗濯屋さんがたくさんあります。私が滞在している場所の近所、半径500メートルくらいのエリアだけで考えてもおそらく10軒以上あります(Googleマップ調べ)。すごく多い。ただ、「洗濯屋さん」という語感から想像がつくかもしれませんが、日本にあるようなコインランドリーやクリーニング店とは全然違うものです。日常的な洗濯物を預けると、2~3日できれいに洗ってくれるサービスを提供しているお店で、私が使っているところでは1~1.5キロくらいの洗濯物でだいたい5500~6500ルピア(だいたい50円前後)。安い! 仕上がりも丁寧で、きちんとたたんでフィルムに包まれた状態で渡してくれます。

 みなさんもインドネシアに行った際には試してみてはいかがでしょう。「Laundry」という看板を見つけたら、お店の人に声をかけて洗濯物を見せ、「cuci ini(チュチ イニ)」と言ってみましょう。高くとも百円を超えない値段でそこそこの量の洗濯物を預かってくれるはずです。

 

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↑天気がいい日のジョクジャカルタ